3月16日 吉野梅郷へ行く [自然]
昔は中年夫が、3月からの渓流解禁になると、週末よく釣りに通った奥多摩エリアですが、先日聞いたニュースで興味深いものがありました。
世界的にサクラ系の果樹が感染、被害が大きくなっている「プラムポックスウイルス」という植物ウイルスが昨年、国内で初めて、青梅市のウメから検出されたというのです。このウイルスは、これまで日本では報告のなかったもので、しかもウメにおける自然感染の例は、世界で初めてというのです。ウイルスは、アブラムシにより媒介されるので東京都では、感染の広がりを防ぐため、今月11日から、梅の木などの果樹の伐採を始めたというのです。 もしかしたら吉野梅郷の見事な梅も見られなくなってしまうかもというコメントも流れ・・・・・。ちょうど見ごろの時期だし急遽、観梅に出かけました。
吉野梅郷のメインスポット、梅の公園の梅林です。ちょうど見ごろでした。
天気も良く、気温も上がって絶好の観梅日和です。今まで梅を見に行くときは、いつも寒くて、どんよりした天候ばかりで、あまり明るいイメージがなかったのですが、今日初めて快適な観梅が楽しめました。
でも、この風雅な青梅・吉野の梅林がウイルスの危険にさらされているとは、知りませんでした。
ウメも、そして、サクラも系統としては同じバラ科なんですよね。植物分類でいうと、バラ目→バラ科→サクラ属ときて、この中にサクラ、アンズ、ウメやモモなどの種が入ってくるようです。心配ですが、なんとか伐採を最小限に留めて、感染を防ぐ事ができるよう祈ります。
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