5月25日 アンネのバラ [5月のバラ]
【訂正:5/24の記事で生田緑地ばら苑の公開期間が6/8までとなっていましたが、ごめんなさい、6/3まで、の間違いでした。】
近隣の中学校で「アンネのバラ」が見ごろだと新聞に紹介されていました。短期間の公開なので雨模様の中、初めて見学してきました。
「アンネの日記」のアンネ・フランクゆかりの「アンネのバラ」を育てているのは、杉並区立高井戸中学校で、今週午前中だけの特別公開をしていました。
このバラは半世紀以上前、「アンネの日記」に感動したベルギーの園芸家デルフォルゲ氏が、アンネを偲んで作り上げ、アンネの父親・オットー氏に贈ったバラで、「アンネ・フランクの形見」(Souvenir de Anne Frank)と名付けられました。高井戸中学校では40年近く前に、授業で学んだ「アンネの日記」の感想文をオットー氏に送ったのがきっかけで、オットー氏から3株の苗木が贈られてきて、以来、生徒と地域住民が「平和のシンボル」として大切に育てられてきたということです。
アンネのバラは、香りも良く、つぼみは赤、開花が進むとオレンジから黄、ピンクへと色の変化が楽しめます。
ボランティアの方の話では今年は例年以上によく咲いているとのことです。生徒たちと住民とが大事に育て、今や100株あまりになって見事に花開いているこのバラには、深いメッセージが込められているように感じます。
タグ:アンネのバラ
コメント 0