7月27日 ローズゴジャール、ラベンダードリーム ランタナ [7月のバラ]
朝早くから家内は毎日バラの水やり仕事で感心します。中年夫は暑がりで汗っかきなので、猛暑続きは庭に出るのがつらいです。と、気がついたら、ローズゴジャールがまた品の良い姿を現してくれていました。少し紫が入った赤は素晴らしい。バラらしいバラです。
7月5日 7月のバラ [7月のバラ]
7月に入って、更に蒸し暑くなりました。バラにとっては東京のこの季節はとても苦手な季節だと思います。バラの本場フランスやイギリスなどは日本より高緯度で、涼しく、栽培に適していますが、東京で都心に近い我が家では昨今、ヒートアイランド現象で夏が非常に高温多湿になります。特にイングリッシュローズは暑い夏は不得意だと聞いています。なので、花を開かせているどのバラも、5月の盛期の時と比べると元気がなく、花弁もきれいではありません。
丈夫なストロベリーアイスも花弁の縁が傷んでいます。
開き始めのときはまだきれいですが・・・。
ブルーバユーが何回目かの花をつけていますが、咲き始めの花弁から少し汚れてしまっています。これはかなりきれいな方なんです。
いつも可憐なピンクアイスバーグもいまいち元気がないようです。
ちょっと明るく元気な子はこれ。入口のラベンダードリームが少し活性化して、今年2番目の蕾を開き始めてきました。約1ヶ月ぶりです。
今年は繰り返しよくつぼみをつけてくれてありがとう。
7月9日 7月のバラ [7月のバラ]
ムシムシする日が続きバラも少なくなりましたが、少しづつ種類が入れ替わるようにして咲き、庭にアクセントを加えてくれています。
今はローズ・ゴジャールがボリューム感のある花弁で、唯一バラを代表してくれているようです。
足もとにポリアンサローズが少しづつ枝を広げ始めています。小さくても花弁は立派です。
レンゲローズが復活しています。キュートな表情に足を停めさせてくれる。
7月12日 ブラック・ティー 開花 [7月のバラ]
ひと月ほど前、近所の花屋さんで仕入れたブラック・ティーが開花しました。
ブラック・ティーというくらいなので、もっと濃い赤かと思いましたが、マットな赤という感じです。図鑑にも暑いと朱色になるとの記載があったので、この数日の熱帯夜、真夏日の影響でしょうか。
夕方にはフルに開きましたが、いい姿をしています。夏色のバラです。
7月17日 暑い夏のバラ [7月のバラ]
今週梅雨明けしたとのことですが、確かに夏の強い日差しになりました。こうなると庭に出ていくのがつらくなります。中年妻は朝起きたらまずバラたちへの水やり、が日課になっているので、じゃましてはいけないのでおまかせしています。
ブラックティーは強い夏の朝日に負けないたくましさが感じられます。ブラックティーは紅茶のことではありますが、何でブラック?っていうと、紅茶の乾燥した茶葉が黒っぽいからということらしいです。でもこの花弁の色自体は、やはり飲む時のあの紅茶の色ですね。
もう朝から暑い季節ですが、エゴノキの木陰で品よく咲いていてくれたのは、ラ・フランス。この花のまわりだけ軽井沢。清涼感があります。
何度も咲いてくれる我が家の古株、ストロベリー・アイス。名前がまず涼しい!
夕方のブラックティーは周りが薄暗くなっても、浮き上がって存在感を示してくれます。花持ちがいいバラのようです。一般的に香りが強いバラほど、花の持ちは悪く、香りが少ないほど花持ちが良くなるようです。植物は受粉ができる様に、蜂などの虫を惹きつけるため、花を咲かせ、香りも付けている訳ですが、香りの強いものには蜂がすく飛んでくるが、香りのないものにはなかなか蜂が来にくい。それで花だけは長く咲かせている。先日聴講に行ったバラのセミナーで教えてもらいました。自然の工夫には驚かされます。
ブルームーンは香りが良く、夏の暑さがかわいそうなので妻が切り花にして、例によって洗面所に。 絵のような、アートのような花弁のデザインに見とれてしまいます。
7月24日 バラは早めに花を摘んでしまう [7月のバラ]
蒸し暑くて、バラ向きではない都内の夏です。花弁がきれいなうちに切り花にして室内で愛でることにします。
こうしてみるとミニチュアのレッド・モンテローサも優雅な表情です。
よく外で持ってくれました。ブラックティー。
ストロベリーアイスはグラスにいれて、お菓子のようです。
いい香りのブルームーン。絹のスカーフのような質感で上質な感じがします。
庭で美しく咲いているのにハサミを入れのは、かなり勇気の要ることなんですが、夏の暑さで株が疲弊してしまうので、特に栄養分が必要な花の部分は切ってあげた方がバラの為だということです。室内に持ち込み2度楽しめると考えましょう。
7月7日 夏バラが少しづつ開き出した [7月のバラ]
梅雨の只中、今週の東京は異様に湿度が高くなってきていて、汗かき中年夫には一番こたえる季節です。
そんな中、四季咲きバラがここへきて頑張って咲きだしています。 ただ、やはりバラにとってはかわいそうな気候です。一様に花弁が美しくありません。
デライトは遠目に見ると、やさしい桃色で癒されますが・・・・・、
実は、害虫がたくさん花の中に顔を突っ込んでいて、かわいそうな状態です。バラゾウムシ?ではなく、小さなテントウムシみたいですが、真っ黒で模様がありません。今年はこの虫がとても多いです。昆虫図鑑で調べて、一番似てるのが「ハムシ」の類でした。逃げ足が早いヤツで、取ろうとすると、すぐ飛んで行ってしまいます。
ブルームーンの二番花も形はいいのですが、花弁が気の毒。離れたところからでも、花弁が汚れているのがわかります。
やはり、5月というさわやかな季節に咲くのとずいぶん違います。背景の葉も黒星病にやられてしまっています。残念ながら、隣に植えた同色系のブルーバユーは写真を撮るタイミングもないほど、華麗な姿を見せてくれる時がありませんでした。
フロリバンダ特有の房咲き。ストロベリーアイスも久しぶりにお目にかかりました。清々しい色合いとその名前とあいまって、この蒸し暑い季節に清涼感を漂わせてくれます。
中年夫の特にお気に入りの、ピンクアイスバーグも、御覧の通りのありさま。咲いてくれるだけありがたいですが。
ラベンダードリームはなぜか、この蒸し暑さに挑戦する用に、突然一斉にさわやかな、つぼみをつけて開きだしました。
今日この頃のバラたち。水やり、虫退治、花ガラつみ、肥料やり、と中年妻が毎日面倒をみてくれていますが、なかなか日本の梅雨の季節はきれいに咲かせるのは難しいものです。中年夫の方も、この時期伸び放題に伸びるモッコウや、アイスバーグのシュートを弱選定したり、誘引のやり直しをしたりして、秋バラに備えます。
7月11日 ピンク・アイスバーグ [7月のバラ]
今日は参院選の投票日。近くの小学校の体育館が投票所でしたが、集まってくる近所の人の多さに、関心の高さを感じましたね。はて、民主党政権はどうなることやら・・・。 それにしても蒸し暑さが続く毎日です。こんな悪環境の中、健気に咲きだしている夏バラが愛しいです。
中でも、中年夫のマイ・フェバリット、ほんのりと淡ーいピンクが清々しいピンクアイスバーグが、つぼみを増やしているんです。
桃のような、柔らかく優しい花弁・・・。 撮影するときは花弁の中にいるハムシを除去するんですけどね。手を近づけると、瞬間移動してしまう、敏捷な虫なんです。
花弁の色は日を追って変化、ホワイトが強くなっていきます。
葉っぱも、トゲのない枝も、ソフトな手触り感で、全体的に優しーい雰囲気のバラなんです。
さすが本家、アイスバーグ(白)の流れで、丈夫だし、生育も早いようです。トゲが少ないのもアイスバーグ系統の特徴ですね。しかも、我が家の一季咲き性のつるアイスバーグと違って、繰り返し咲いてくれるところも偉いんです。ピンクアイスバーグ、いいでしょう?
7月25日 炎天下から避難したバラ [7月のバラ]
この猛暑続きの庭の真ん中では、あまりに直射日光が厳しくてバラも熱中症気味です。中年妻が、ちょうど咲きかけている鉢植えのバラを数日前、玄関前に避難させてみました。
リオ・サンバです。やっぱり!少し日陰気味の場所に移したら、花も葉も本来の色を取り戻したようです。
開いた花弁も綺麗な状態をキープしています。
ソフィーズ・パーペチュアルも、一息ついたかのようにほっとした表情に見えます。
特有のかわいいピンクのつぼみも元気が出てきたみたいです。
地植えのバラたちは、移動が無理なので、なかなか対処が難しいです。
7月6日 夏の花壇 [7月のバラ]
7月に入ってからの花壇はピンク系バラがメインで、再び賑やかになってきました。
特に花壇正面のピンク・アイスバーグは一番花後の中年妻の剪定がうまくいって、春にも負けないくらいの花付きの良さです。
いつみても愛くるしい表情をしています。しかしよく見ると、夏はやっぱり花弁の間に黒いハムシ類が潜んでいます。 息を吹きかけて追っ払って撮った一枚。
正統派ラ・フランス。今年は蒸し暑い東京の夏とよく闘っています。
夏はこれが一番。ストロベリーアイスで涼しく。
ブルームーンはいい香りです! 同系色のお隣のブルーバユーの方はなぜか今年、元気ありません。
デライトは一番生育旺盛です。花壇の最奥部に植えて正解!そのかわり、虫もいっぱいついてます。
つるバラたちはどうでしょう?
ルージュピエールは四季咲きですが、花弁の縁が汚れた状態で開きました。梅雨は苦手のようです。でもがんばりました。
パーゴラの上部に、ハッピーチャイルドが二番花を咲かせていました。今までこの季節にあまりかけなかったのですが、考えたら、四季咲き性だったんです。先月伸びすぎた枝を、少し剪定してあげたからかもしれません。入念に手をかけてあげれば、もっと応えてくれるのでしょうね。