1月10日 廃棄処分パソコンのハードディスク再利用 [デジタルツール]
年末にアナログテレビと一緒に処分してしまった、懐かしの歴代パソコンなんですが、写真撮っとけばよかった! なのでこれカタログ画像です。
左がPanasonic WoodyというTV録画可能の一体型。パソコンなるものを初めて大枚24万も出して買ったのがこれで、1995年製ですから20年前!OSはWindows3.1でした! 右がその5年後、2000年に買い換えたSotecのCD/DVDダブルドライブ。OSはWindows ME。両機種とも当時の最先端のPCでしたね。音楽やビデオ編集などにも、ずいぶんこれらのPCで色んなことやってみました。パソコン時代になった会社での仕事にも役立ちました。特にやってみたかったのは、学生時代からの集めたジャズのLPレコードのCD化。今までに100枚以上をCDに変換しました。
家電回収に出してしまう前に、セキュリティーのためにもパソコンからハードディスクを外しておきました。いずれもちょっと古いIDE接続タイプのものです。左のWoodyに付いていたHDDはなんと540MB(ギガじゃなくメガ!)しかありません。右はSOTECに内蔵していたものですが、こちらは40GBです。
処分したPCは既に起動できなくなっていたので、HDDの中身を確認しておきたい事もあり、amazonでIDE用のHDDケースを1500円ほどで見つけて注文しておきました。こんな風にHDDに接続して、お弁当箱のようなケースに収納します。
ネジは使わず左右の黒いストラップで固定します。電源は付属のACダプターを使用。あとはUSBケーブルを使用中のHPのパソコンに接続すれば、外付けのHDDとして認識してくれる、はずです。
その結果、20年前のWoody内蔵のHDDは残念ながらどうやっても認識できませんでした。15年前のSotecに内蔵していたHDDの方は問題なく認識、中身は全てHPのPCに既にバックアップ済みのデータだけでした。なので外付けHDDとして再生利用できちゃいます!古いパソコンを処分する時、よくHDDを壊してからといいますが、再利用もできるのでおすすめです。再利用?そうだ!ここでアイデアが浮かびました! これはもしや録画用HDDとして使えるかも?と。 早速激安テレビにUSBで接続しました。
果たして、テレビの方でこのを認識してくれたか、と思ったのもつかの間。、固まってしまったのです!さすが廃棄処分寸前のオンボロHDDか?そうすんなりは行かないんですね。でもここであきらめてはいけません。今まで、何度かダウンしたパソコンを修復してきたDIY精神を発揮してなんとかしたい!
「認識されない外付けHDDトラブル」の情報はネット上に山ほどあるので、該当するトラブルを検索しました。一旦テレビに接続すると独自の形式で初期化されてしまうので、もう一度パソコンで初期化し直して白紙状態に戻してから再トライするとよいということがわかりました。
あらためてこの古いHDDをPCでチェックします。HDDケースの電源ランプは点いているので、接続はできているようです。コンピュータの管理画面からたどっていくと、
各ドライブの中に 、「不明ディスク」、「初期化されていません」それに「未割当て」、というのが出てきました。これがアクセスできないHDDですね。でもちゃんとPCは認識しているんです。ここまで把握できれば大丈夫。後はこのディスクの上で右クリックして「ディスクの初期化」→「ボリューム設定」という作業を行えば、
ボリューム(J:)というのが現れて、ちゃんと認識してくれました。 詳しくはこちらを→認識できないHDD
さて、気を取り直して、今度はテレビに接続してみます。
どうなることやら?USB接続してHDDのスイッチを入れます。
初期化メッセージ出ました!
OK! テレビ側で受け入れてくれたようです。では、おそるおそるリモコンの録画ボタンを押すと・・・
やりました!! 成功!録画が始まりました。
激安テレビにDIYリサイクルの録画用HDDのシステムが完成しました。追加費用はHDDケースの1500円だけです!古いパソコンを処分しようとしている人には、おすすめのHDD再利用法です。
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