5月14日 ガーデニングショー [5月のバラ]
朝からいい天気で、バラ日和でした。今日は第11回国際バラとガーデニングショーに行ってきました。
毎年恒例の西武ドーム詣でになって、もう5,6回は見学に行っているでしょうか。初期の頃はバラの名前などほとんど意識していませんでしたが、だいぶ分かるようになってきました!それに、プロのガーデナーたちのデザインした庭は、随所に参考になる部分があって、DIY中年夫婦もとても勉強になります。長時間腰痛を押しての見学でしたので疲れてしまいましたので、とても気になったスナップ数点だけアップしました。
まずはこれ。中年夫の大好きなブリリアント・ピンクアイスバーグの、更に濃い色合いのアイスバーグが展示してあり、一目惚れしてしまいました。バーガンディー・アイスバーグ!
印象的だったのは、渋い色彩のドイツのブランドのバラの展示で、素敵でした。これはタンタウ社のハイディ・クルムローズという、ドイツのトップモデルの名前のシックなバラです。
イングリッシュ・ローズの老舗、David Austinのこれも深い紫が魅力のトラディスカント。家内がいたく感激しておりました。
Happy Birthday というタイトルの、ガーデン部門で大賞をとったガーデンデザイン。小物も効果的でナチュラルな雰囲気です。
5月26日 つるバラシーズン終了 [5月のバラ]
今年はもう、つるバラが一挙に終わってしまったような雰囲気で、寂しくなってしまいます。
ブーゲンビリアがそんな中、明るい気持ちにさせてくれます。ラティスに混在して誘引し、咲いてくれたバラは、名前不明だったのですが、バラ図鑑で「ショッキングブルー」と自己判断した香りのとてもよいバラです。
そして家内は珍しくダリアを買ってきました。ダリアというと派手な原色の夏の花で、ちょっと苦手だったんですが、八重咲きではなく、とても可愛らしい色合いのもので、先入観を覆されました。
特にこのピンクの方はダリアっぽくなくて淡い花色が愛らしい。
一方で、今年鉢植えから地植えに変えたロココは、これからが出番よ、と言ってくれているようです。
しかし雨模様が続きます・・・・・。
5月9日 母の日 バラ 始まる [5月のバラ]
昨年より、2週間くらいは遅れているようです、今年のバラ。4月に記録的な雪が降ったり、異常気象だった影響だと思われますが、いよいよ、始まってきました。
3月に移植して、アーチに誘引したばかりのスパニッシュ・ビューティー、初めてお目にかかります。ラージフラワード・クライマーというだけに、予想以上に大きい花でしたし、香りも素適です。花弁がやさしくウェーブしているのも、エレガントなバラです。
アーチの反対側の、ピエール・ドゥ・ロンサールはもう少し待って、という表情です。去年だと、4月下旬の状態でした。 大きくて、桃のような色合いつぼみです。これもラージフラワード・クライマーです。
これぞ、イングリッシュ・ローズ。この花らしい、ちょっと深みのあるイエローが特徴のグラハムトーマスが、とても元気に咲いてくれました。剪定、苦労したもんなあ。
グラハムと同じパーゴラで、我が家で一番の古株つるバラ、ハッピーチャイルドの一番花。あのフリルのついた花弁が、陽気でハッピーな雰囲気です。
つるアイスバーグの開き始めは、素晴らしいシルエットです。剪定・誘引の全面やり直しの成果が楽しみです。
わぁーー!中年妻が、朝のお手入れ時、アイスバーグにこんな状態のつぼみを、いくつも発見しました!アブラムシ、バラゾウムシ、カイガラムシ、ウドンコ病との闘いの季節なんです。
ロココは場所がマッチしたようです。もう、デッキ上部のパーゴラまで成長して開花が始まりました。ちょっとピンクが強いみたいだと、中年妻が言いましたが、確かにもう少し淡い、上品な桃色だったはずですが・・・。(後になると色は変化するようです。)
花壇のバラも少しづつ。優雅なラ・フランスのオープニングです。
花弁に、わずかにおしゃれな白い縁取りがあるのは、去年の母の日に、息子夫婦が中年妻にプレゼントした、バロン・ジロー・ドゥ・ラン。一年でずいぶん大きくなりました。
そう、今日は母の日でした。今年も頂きました。中年妻、大のお気に入りのイングリッシュ・ラベンダーに、かわいいカーネショーンです。 よくわかってるねえ、好みが。感謝。
5月11日 今日の開花状況 [5月のバラ]
今週、毎日バラの開花が進んでいます。今日は雨模様で、また気温が下がってきたので、開花の勢いもスローダウンというところでしょうか。かえってその方が、一気に咲いてしまうよりも長く楽しめるし、正直なところホッとしています。
ピエール・ドゥ・ロンサールの大きなつぼみが、やっと開き始めました。4年前のガーデニングショーで、その美しい姿に魅了されて、現場で苗を買ってしまった、あこがれのつるバラです。ちょっと名前を口にするのは照れ臭いんですけどね。
例年だと真っ先に咲くストロベリーアイスが、この雨に起こされたかのように、ようやく動き出しました。
ストロベリーアイスは、庭に一番初めに植えたバラの一つです。とても丈夫でかわいい、氷イチゴ。
今年、最も旺盛なロココ。開花の進み具合で色が変化しています。左が開き始めでピンクが濃いですが、徐々に、右のような、ロココらしい、淡い品のある桃色になってきます。
5月12日 皐月晴れ [5月のバラ]
5月15日 バラのピーク期間に突入 [5月のバラ]
良い天気が続き、バラが次から次へと開花しています。この週末から、来週にかけてが、我が家のバラのピーク期間となりそうです。
今年のバラの開花時期は、例年よりほぼ2週間ほど遅いのですが、全体的にみると、良く花がついてくれました。一度に咲いてしまうと惜しい気がします。
右からのハッピーチャイルドと、左からのグラハムトーマスが、今年ようやく、パーゴラの真ん中で手を結びました。黄色系つるバラの混生が成功!
つるアイスバーグは、柔らかい枝先なので下垂します。この下向きに開花する性質を意識して行った、誘引の改編に何とか応えてくれています。 とはいっても、パーゴラの上の方はやっぱりどんどん上に伸びてます(笑) つぼみもたくさん付けました。アブラムシもいっぱいです。
去年この場所に移植したばかりなのに、ロココはすばらしい勢いです。 それに、こんなに大輪の花だと思いませんでした。ピンクの微妙な色合いの移り変わりは見ていて飽きません。
唯一、ちょっと調子が悪そうなのが、貴婦人、レディーヒリンドンです。今年は花つきがあまり良くありません。去年まで、とても活発で、年に何度も咲いてくれていましたが、がんばり過ぎたのでしょうか、今年は、おとなしいんです。 少し休養が必要な年なのかもしれませんね。
5月17日 第12回 国際バラとガーデニングショウの見学レポート [5月のバラ]
恒例の「国際バラとガーデニングショウ」、今年は都合で最終日になりましたが、行ってまいりました。西武ドームまでは、クルマで一時間ちょっとの道のりです。お弁当を持って出かけました。
~バラに包まれる贅沢~というのが、今年のメインテーマです。写真は『エミリー・ディキンソンの庭』。黒柳徹子さんが大好きという、アメリカを代表する詩人エミリー・ディキンソンの詩をイメージしたガーデンです。バラの選定は「趣味の園芸」等で人気のバラ栽培家、大野耕生さんとのことです。
大野さんを見つけちゃいました。ちょっと失礼して撮らせていただきましたが、「バラの貴公子」と呼ばれるだけあってイケメンです!
そして、特別企画は 『ピーターラビットの庭仕事』 ピーターラビットを題材に、従来のショーの大賞受賞者のガーデナーが中心となり、英国湖水地方をイメージした庭を再現していました。これは「湖水地方のコテージと森のガーデン」。あの「風のガーデン」を手がけた、上野砂由紀さんが参画しているそうです。
こちらは「マグレガーさんのやさい畑」。ピーターラビットの絵本に出てくる、マグレガーさんの野菜畑のイメージです。
『ローズ・アベニュー』ではまさに、バラに囲まれる贅沢。魅力的なバラでいっぱいでした。人気つるバラのひとつ、ピエール・ドゥ・ロンサールにも色違いがあるんですね。これは“ブラン”・ピエール。わずかに桃色がかった、上品な白色のピエールです。
こちらは「ルージュ・ ピエール・ ドゥ・ ロンサール」。 赤もあったんですね。写真ではなかなか再現できてませんが、深紅の花弁がゴージャスなピエールです。
切り花部門にあった「ラプソディー・イン・ブルー」。ガーシュウィンの名曲と同名の名前も素敵な、この青系のバラ、中年夫気に入っております。いつかほしいなあと思っていますが、なかなかお店ではお目にかかりません。
本場英国のガーデンデザイナー、マーク チャップマン氏の「リトリートガーデン~英国流癒しの庭~」です。植物の色づかいや、レイアウトがさすがです。細部にわたって繊細な庭で、勉強になりました。
今年も、プロのガーデナーの作ったお庭から、たくさんヒントをいただいて帰りました。
5月18日 庭のNew Comer [5月のバラ]
増やすまい、と思えど手が出てしまうのが花の魅力です。昨日のガーデニングショーの販売コーナーで、中年夫婦はバラとクレマチスを、それぞれ一鉢だけということで、入手してきました。中年妻がさっそく今朝、鉢替えをしました。
中年妻が最近気になっていたというニコルです。ガーデニングショー最終日で特価になっていたのを、運よく発見したんです。 白とピンクの優しいトーンが魅力の四季咲きフロリバンダ。出身国はドイツ。ただしバラ図鑑では耐病性が「弱い」となっていました。要注意です。
先月製作した、メッシュ・フェンスには、つるバラではなく、冬でも葉が落ちずに、目隠し効果の期待できる、常緑性の蔓ものを展開したいと思っていましたが、クレマチスの品種でうってつけのを見つけました!冬咲き常緑クレマチス『アンスンエンシス』です。とても育てやすく、丈夫だとのこと。期待しています。
こちらは、息子夫婦が、さいたま・与野公園のバラまつりに行ってきたと、持ってきてくれたお土産です。『リオ・サンバ』という名前がぴったりの、陽気な色合いです。アメリカ出身、四季咲きのハイブリッド・ティーでした。
ホームセンターで、花が終った売れ残りのクレマチスが300円!だったので買ってきたんですが、鉢増ししたら、なんの、ちゃんとしてます。四季咲き・パティオクレマチス ピカルディー と書いてあります。コンパクトサイズのクレマチスらしいですが、濃いめの紫がなかなかいい色をしています。今年はクレマチスのブームなのでしょうか、あちこちで、いつもより、たくさんの種類のクレマチスを見かけます。
これからの、ニューカマーたちの成長が楽しみです。
5月19日 今週のバラ [5月のバラ]
コーネリアはほんとに、可愛いバラです。つぼみも愛らしい。
コーネリアは良く横に伸びていくので、カーポートの屋根にも誘引しておいたら、うまく咲いてくれました。
ラベンダードリームは、平咲きの花弁、紫の濃淡が魅力です。
アーチのピエール・ドゥ・ロンサールがボリュームたっぷりになってきました。
やっぱり、ピエールは素晴らしいバラです。花持ちもとてもいいのです。香りがしないのが、唯一残念なところ。
今年、植え付け、ピエールの反対側に誘引したてのスパニッシュビューティー、まだ、背丈が低いのにこんなに咲いちゃいました。大輪がうつむいて咲くので、早く伸びてほしい。スパニッシュビューティーは、香りも素晴らしいです。
こちらもいい香りのつるバラ。いまだに名前が特定できていません。バラ図鑑をひもといて、一応「ショッキング・ブルー」ということにしてるんですが・・・・・、たぶん違う?
今週の庭で、一番元気に咲いているのは、鉢植えのパーマネント・ウェーブ。ドレッシーなブラウスのような、おしゃれなバラです。栄養が良く行き届いているのか、大きな株に育ちました。
花壇の中でそっと開いていた、中年夫のお気に入り、ピンク・アイスバーグ。赤ちゃんのほっぺのような、やわらかそうな、花弁です。
バロン・ジロ・ドゥ・ランも花つきが実にいいバラです。日々その赤色が、微妙に変化していきます。
去年のガーデニングショーで入手したソフィーズ・パーペチュアル。パーティードレスといわれる、グラデーションカラーになった咲き方が優雅です。でも成長は遅いようです。一年でこの程度です。
5月22日 今週のバラ [5月のバラ]
今週のバラ、まだ開花していない種類もありますが、もう終了宣言のバラも出てきました。
一番早かったモッコウ(右半分)は、ほぼ出番を終えました。白モッコウは花弁が汚れてくると、目立つので、この後、中年妻が全て花ガラを取ってしまいました。入れ代わりに左のサマースノーが盛期に入りました。
花壇のデライトが、勢いよく成長してきました。特徴あるサーモンピンクが美しい。
つぼみがトゲで被われてた、イザヨイバラがやっと咲きだしました。野生種のバラだけあって、とても強いです。 小さいけれど100枚もある花弁数が自慢。
誘引成功したアイスバーグは、パーゴラいっぱいに花をつけてくれました。手前のロココとクレマチスの組み合わせも、今が盛りでしょう。このあたりにいると、いい香りが漂ってきて、癒しの空間です。・・・・・まだ、蚊が飛んでこないのでね。蚊のいない快適な期間というのは、実は短いものです、時間の問題です。
アイスバーグの下の小さな株の、ロサ・ムンディーが久しぶりに、開いていました。椿のような、模様の入った花弁がエレガントです。アイスバーグが大きく成長したので、この場所の日当たりが悪くなったのか、肥料をとられてしまうのか、数株植えた木立性のバラはどれも、大きくならずに、元気もなくなってしまいました。イザヨイバラ以外は。
写真写りがいいので、つい撮ってしまうんです。ピエールドゥロンサール。今日も何枚も撮ってしまった。
どこから撮っても、絵になってしまうのは、得な性格ですね。
そうだ、誘引忘れないでね、と中年妻に言われていたバラのことを思い出しました。ちゃんと、専用の木製プランターを作って2階に上げたチェビーチェイスです。可愛い濃赤の花に初めてお目にかかりました。チャーミングなつるバラです。水やりを忘れないようにしないと!